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缶バッチマシンの選び方

他社製マシンで弊社パーツの互換性について

 以前、弊社が取り扱うパーツが欲しいと、他社製のマシンや模倣製品を弊社に持ち込んで、使えるかどうかを試したお客様はいましたが、使えるものもあれば使えないものもあります。

 弊社が取り扱っている缶バッジ商材はTALENTという中国製のトップメーカーの製品です。現在ネット上において、模倣品が出回っていますが、マシンの材質や構造、精度だけではなく、丈夫さ、安定感及びパーツの品質も違いがありますし、マシンや金型の長持ちも異なります。頑丈な金属製ボディーではなく、プラスチック製の模倣品さえあります。

 サイズが同じでも、基本的にメーカーによって、フィルムのサイズや厚み、形状や規格も違いますので、互換性がないと考えたほうがいいです。中にTALENTの模倣品で、パーツが使えるものもありますが、精度などの違いで、製作ロスが多くなったり、プレスができても、上下パーツの噛み合いが浅く、外れやすくなったりします。

 また、他社製のマシンや模倣品と組み合わせての製作は、動作や完成品の品質に保証ができませんので、ご注意下さい。規格の会わないパーツで、缶バッチマシンやアタッチメントに悪影響を与えることも想定できますので、それによって、マシンに故障が起こった場合は技術サポートや修理などに対応できないため、あくまでも自己責任で、行って下さい。

 

 

 

株式会社中和 ラッキー プリント 社員一同

スライド式か回転式か、缶バッジマシンの選び方

 中国メーカー(TALENT)製の缶バッジマシーンを選ぶ際、左右スライド式か回転式かを迷う経験がありませんか。機種選びや決断の参考にしていただくため、SD-N1及びSD-N3/N4構造の異なる2種類のマシン、それぞれの特徴や拡張性を纏めました。

 SD-N1左右スライド式マシンの場合は 

長所:1、頑丈な金属ボディ、重さがあって安定感が抜群です。

   2、回転板の回転距離と比べ、左右スライドの距離が短く、作業効率は良いです。

短所:1、25~75mmの円形金型(アタッチメント)しか対応しないため、Φ75mm以下の丸型缶バッチしか作れません。

   2、重いのでイベンドなどでの出張サービスに向いていません。

 SD-N3/N4回転式マシンの場合は

長所:1、金属製ですが、比較的に軽快なボディでイベント会場への運びなどに向いています。

   2、SD-N3は、25~75mmまでの円形金型(アタッチメント)のほか、37mm正方形、長方形、楕円形、ハート形

      星形、5角形、6角形、8角形、たまご形、猫形にも対応します。

   3、SD-N4は、本体の奥行がSD-N3よりも長いため、上記SD-N3に取り付けられる円形や異形の金型(アタッチメン 

      ト)が全部取り付けられます。そのうえ、大型Φ90~110mmの円形や58mm正方形、三角形、エンブレム形の

     金型(アタッチメント)も対応可能です。

短所:1、頑丈さはスライド式ほどではありません。

   2、回転板の回転距離が長いので、スライド式に比べると生産能力が落ちます。

 

結論:

1,円形缶バッジのみの製作予定、持ち運びなどの出張サービスを想定しなければ、SD-N1スライド式をおすすめです。

2,普通の円形と異形の缶バッジ製作を想定し、出張サービスなども視野に入れるなら、SD-N3回転式を推奨します。

3,Φ100mm大型円形や58mm正方形、三角形などの拡張性を考えるお客様にSD-N4一台ですべて熟せておすすめです。

   

 

株式会社中和 ラッキー プリント 社員一同

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