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よくある質問

商品の納期について

Q 注文確定後、納期はどのぐらいかかりますか

 商品の納期については、商品を出荷した後、お届け先の地域によって違います。一般的に関東、関西、東北、中部、北陸、中国地方は出荷日の翌日の到着は可能です。四国、九州、北海道地方の場合は、翌々日の到着となります。沖縄の場合は中4日以上かかることがあるので、急ぎご希望の際、ご注意下さい。 

 また、ご注文の時、ご希望の商品届け日や到着時間帯を入力していただければ、弊社がなるべくお客様のぼ要望を応えるように致しますが、商品の到着日時を保証するものではありませんので、予めご了承下さい。

 例えば、GWや年末年始の時期にご注文をいただく場合、弊社ウェブシステムでは、通常の2~3日ぐらいの到着希望日時の設定ができますが、休業中のため、出荷や発送作業を行いません。休み明けの対応になるので、ご希望に応えられないことがあります。

 例えば、支払い方法を銀行や郵便振込に選んだお客様は、商品の希望到着日を指定されましたが、弊社の返信メールを御覧にならなかったり、振込が遅れたりしますと、発送対応も遅くなります。

 例えば、時間帯指定のサービスで、お客様の宛先によって、配送業者が対応できない地域もあります。送り状に希望到着時間帯の入力・印刷はできず、なるべく「指定到着時間帯」のシールを貼って対応していますが、指示通りにしてくれるかどうかは配送業者の裁量になります。

 尚、地震や台風、大雪などの不可抗力による影響や交通寸断、渋滞や配送業者の都合によって、遅れることもありますので、予めご了承下さい。

 

※ 商品の出荷について、別のブログ文書「商品の出荷時期について」をご参考下さい。

商品の出荷時期について

Q 注文後、商品の出荷はいつになりますか

 弊社はお客様からのご注文をいただいた後、なるべく最短の出荷を目指して、迅速な出荷に心掛けていますが、商品の出荷時期については、ご注文時のお支払い方法や荷造りの混み合い状況によって、多少の違いがあります。

 代金引換やカード払いをお選びいただいた場合は、通常、在庫のある商品であれば、弊社営業日(日・祝休業)の翌日か翌々日の出荷となります。

 銀行や郵貯口座への振込をお選びいただいた場合は、着金を確認した後、荷造り発送準備を致しますので、すこし時間がかかります。

 銀行の店舗にて振込手続きを行うか、ネット銀行にて行うかによって、または銀行の営業時間によっても、着金を反映される時間が異なりますし、配送業者の集荷時間にも関連しているため、急ぎ希望のお客様は、お早めに振り込みいただければと思います。

昇華転写について

Q 昇華転写とは?

 プリント技術の一つです。昇華型インク(分散染料インク)をインクジェットプリンタで転写紙に鏡像(左右反転)印刷し、その転写紙の印刷面を転写素材の転写面に合わせて、熱転写機(ヒートプレス機)にて、180℃~200℃の高温と圧力を加えることにより、気化したインクが被転写物の分子構造に入り込み、染色する技術を昇華転写プリントと言います。

Q 昇華転写で布生地へのプリントがきれいにできますか?

 Tシャツやエプロンなど、布地への印刷は主にシルクスクリーン印刷とデジタル印刷に分かれます。

   シルクスクリーン印刷とは、孔版印刷技術の一つで、版にインクを付けて印刷するのではなく、版自体に穴をあけ、そこからインクを擦りつける印刷方式です。
シルクスクリーン印刷は、主に絹・ナイロン・テトロンなどの布地を得意としており、YMCKで色を分解する印刷方法よりも、1色ごとの特色印刷を得意とします。従って、複数の色を使用する場合に多色刷りとなるためにフルカラー画像やイラスト印刷に向かず、単色のものを印刷するのに向いています。また製版が必要となるので、どうしても製版代がかかってしまいます。同じ絵柄を30枚以上印刷して、ようやく安くなる計算です。
 それに対して、昇華転写はデジタル印刷技術なので、製版は不要です。一枚でも転写できます。フルカラー印刷やオリジナル印刷サービスに非常に適しています。加えて、昇華転写技術が成熟するにつれ、布生地のみならず、マグカップ、ビールジョッキ、お皿、水筒、コースター、マウスパッド、名刺ケース、タイル、マグネットマット、アルミやガラス板、数々のペット用品、キーホルダーなど、様々な素材を被転写物とできるので、表現の幅が広がります。

Q 昇華転写とコピー転写の違いは?

   昇華転写は転写紙にインクジェットプリンタで印刷するのに対して、コピー転写は転写シ-トにカラーレーザー機などで印刷します。

 ご存知の通り、フルカラー印刷、特に写真、絵画、イラストなどのプリントにおいて、トナー式のコピー機で出力した場合と、インクジェットプリンタによる出力との品質の違いは歴然です。特に写真のようなきめ細かい諧調(グラディション)が求められるものはレーザープリンターが向いていません。転写の元になる画像の質が落ちれば、高品位の転写もできなくなります。

   しかも、ほとんどのコピー機用転写シートに複雑なデザインを印刷すると、はさみやカッティグボロッターで、余白部分をカットしなければなりません。昇華転写は印刷した部分(昇華インクが塗っている部分)のみ転写されますので。よりきれいに転写できるだけでなくコピー転写の煩わしさも省けます。

Q Tシャツプリントについての注意点は?

 Tシャツにプリントする際、生地やTシャツの色によって、転写方法を選ばなければなりません。

1)ポリエステル50%以上の生地、色は白や浅い色の場合は

   昇華転写のもっとも得意な分野で、昇華インクで出力した鏡像(左右反転の画像)の転写用紙の印刷面をTシャツの転写したいところにセットし、ヒートプレス機で、180℃、60秒~80秒できれいな転写ができます。昇華インクが高温によって気化し、生地の分子構造の中へ染みこみ、通気性に優れて、洗濯にも強い。生地をポリエステル50%以上、色を白や浅い色に限定する理由は、気化したインクがポリエステル素材の分子構造に入り込み、堅牢に付着します。それに対し、綿の場合は捺染はできますが、繊維にしっかり付着しないため、水洗いなどで色が落ちますためです。

 また、濃い色の生地であれば、生地の色と気化したインクの色と調色中和し、別の色に変色するからです。市販された白いTシャツの中に、裏側綿100%と表側ポリエステル100%のものがあり、表記上は綿とポリエステル各50%になっていますが、着心地がよく、昇華プリントに適しています。ちなみに、昇華転写に開発されたマウスバットやコースター、財布、鞄、マスク、カード入り、キーホルダー、ジグソパズル、タイル、マグカップなどの表面がほとんどポリエステル布かポリエステル塗装されています。

2)色は浅く、綿50%以上の生地の場合

   浅い色用の専用転写紙が必要になります。転写紙が二層構造で、顔料インクや昇華インクで出力した鏡像(左右反転の画像)の転写用紙の印刷面をTシャツの転写したいところにセットし、プレス機で、180℃、6秒~15秒の間でプレスします。表の保護層を剥がせば完成。Tシャツの転写された部分は通気性がなくなり、転写されない部分に比べ、隆起しています。また、転写紙によって、この保護層を剥がすのに、転写後熱いうちにすぐ剥がすタイプと冷却してから剥がすタイプがあるので、転写紙のタイプを確認のうえ、正しく使って下さい。ちなみに、当社が取り扱っているものは熱いうちに剥がすタイプです。

3)生地の色は濃い場合

   綿やポリエステルの生地にかかわらず、濃い色専用転写紙を用います。その用紙も二層構造で、ベース白のフィルムにインクジェットコーティングを施されています。その面に昇華インクではなく、顔料インクか染料インク(紫外線に強い顔料インクをお勧めです。)で左右反転の鏡像印刷せず、そのまま、画像を出力した後、裏の粘着面を保護する用紙を剥がしてから画像印刷面を上向きにし、Tシャツの上に乗せます。耐熱隔離紙を覆うようにして、転写機で160℃、15秒~20秒プレスすれば完成です。

   厳格に言えばそれは転写ではなく、薄いフィルムを高温、高圧でTシャツにくっつける作業になります。その工程は熱転写とほぼ同じです。Tシャツの表面に薄いフィルムを載せているので、その部分が隆起し、通気性が悪くなります。洗濯などによって、徐々にひび割れが生じたりもします。それを軽減するため、品質のいい転写紙を使いましょう。いい用紙にそもそも弾力が優れるので、ひび割れが生じにくい。またプリント面のコーティングもしっかりしていて、印刷出力がきれいです。当社が販売しているアメリカ製の転写シートは、厳選した質と価格の比に優れている用紙なので、ぜひお試し下さい。

Q 高品質の昇華転写を行うため、どうしたらいいでしょか?

   まず熱転写の品質を左右する要素がいくつかあります。

1)原板品質

 それは転写品質を決めるもっとも大事な要素で、解像度のよい鮮明な画像にこだわって下さい。腕が立つ料理人が鮮度のない材料で、よい料理はできないと同様です。転写技術はよくても、原板が悪ければ転写品質を望むことができません。

2)プリント品質

 転写用プリントのクォリティはプリンタ、昇華インク及び転写紙によって決まります。

 プリンタが違えば、プリント結果が違ってきます。また、プリンタ出力に関しても適切な設定でなければ、きめ細かな画像や滑らかな諧調を失います。

 昇華インクに品質のいいものは流暢性に優れ、インク詰まりが起こりにくいです。プレスする際、インクが気化し、転写素材の分子構造の中に染みこみ、画像の再現性と持ちの良さがあります。

 転写紙がよければ、粒子が細かく画像のカラー再現性やグラデション表現に優れ、転写効率も高いです。

3)転写素材の品質 

 転写素材(被転写物)の材質やクオリティももちろんですが、昇華転写のため、素材表面に施された昇華コーティングの品質も発色、コントラスト、彩度など転写後の再現性に大きく影響します。

4)よい原板、よいプリント、よい転写素材を揃えれば、よい転写への準備ができたと言えますが、操作性や精度の悪いプレス機を使えば、転写も台無しになります。また、温度、圧力設定などの技術も大事です。

 以上1)~4)の転写品質を左右する要素を踏まえて、当社の実写データに基づき、厳選した熱転写プレス機(ヒートプレスマシン)、転写素材と転用紙などの転写用消耗材との組み合わせで、納得のいく転写品質を約束すると同時に、高い転写クオリティーをリーズナプルな価格で実現します。初期導入もランニングコストの安さも業界では異彩を放っています。確かな品質を安く仕上げることで、あなたのビジネスをサポートします。

Q マグカップ熱転写機(カッププレス機)が転写可能な円柱サイズは?

 弊社が取り扱っているマグカッププレス機にハイグレードのもの(型番CWMP_70CA)と普及タイプのもの(型番CW-HPM)2種類があるほか、同時に2個ずつのマグ転写が可能なツインタイプ(型番CWST-210)もあれば、30OZなど長尺水筒対応のもの(型番CWCH-LMPW)も用意しています。いずれも転写プラテンが交換できるタイプです。

 上級機(型番CWMP_70CA)の本体に11OZ、10OZ兼用転写プラテンと9OZ、6OZ兼用転写プラテンの両方を付属する仕様になり、一回り小さなコーヒカップも製作可能です。

 ツインタイプ(型番CWST-210)に2個の11OZ、10OZ兼用プラテンを付けていますが、9OZ円柱形、6OZ円柱形及び12OZ円錐形のプラテン(別売)も交換できます。デジタル温度・時間コントローラーも左右独立に設定、制御可能のため、形や口径の違うマグカップや水筒を左右1個ずつ同時に転写を行うことができます。

 そのほかの2種類は11OZと10OZ兼用プラテンのみを付属し、9OZと6OZ兼用プレテンは別売りになります。11OZと10OZ兼用プラテンは、対応口径75mm~90mmになります。9OZ、6OZ用の転写プラテンに交換すれば、直径55mm~70mmまでのものへの転写が可能になります。

 従って、昇華転写のコーティングを施されたものであれば、マグカップに限らず、コーヒーカップ、ビールジョッキ、水筒、浴室セットなどにも転写ができます。ちなみに弊社が取り扱う6in1多機能熱転写機(ヒートプレス機)のマグカップ用転写キットに11OZと6OZ用プラテンの両方をつけていますし、8in1多機能熱転写機(ヒートプレス機)は、11OZ、6OZの2種円柱プラテンのほか、12OZと17OZの円錐プラテンも付属しています。

Q A4昇華転写紙(100枚セット)で、マグカップをいくつ転写可能ですか?

  イラストレーターやフォトショップなどのソフトでA4用紙を縦にし、三等分(210×99mm)の面付けをしていただければ、コストが1/3になります。したがって、100枚の用紙は300個の11OZのマグカッププリントができる計算になります。

Q 普通の11OZマグカップの転写可能サイズはどのぐらいですか?

 マグカップヒートプレス機や多機能機のマグプレスキットで、11OZマグカップの転写を行る場合は、電熱配線の関係でヒートプラテンの周辺に熱が弱く、圧力も中心ほど強くなく、転写ムラを避けるため、大きさは幅190×高80mmまでのデザインを作っていただければと思います。

Q 昇華転写紙とポリエステル衣類専用転写用紙の違いは?

 簡単に言えば、転写効率の違いです。普通の昇華転写紙は昇華インクで印刷した後の乾燥時間は短く、転写もすぐ行える用紙です。色調の再現性や豊かな諧調表現が可能で転写率も高く、価格と品質の比に優れた商品です。主に陶器、プラスチックマグカップ、金属や合皮製キーホルダーなどにお勧めです。それに対して、ポリエステル布などの生地で出来た素材、例えば、Tシャーツ、エプロン、スポーツキャップ、マウスパッド、コースターなど、より昇華インクの捺染効果を繊維の中に染みこませるため、ポリエステル衣類専用転写紙が開発されています。転写効率は90%以上と高く、その代わりに昇華インクで印刷した後に乾燥されるまで、気温や湿度にもよりますが、3~4時間かかります。転写は用紙を完全に乾燥してから行う必要があります。転写クオリティーを高めるため、乾燥時間を犠牲にする仕様になりますが、用途によって使い分けていただければと思います。

Q 昇華転写のために専用プリンタを用意しなければなりませんか?

 ちょっと高価な昇華インク専用プリンターもありますが、純正昇華インクカートリッジは高いため、家庭用タイプのプリンターに弊社の昇華インクカートリッジを取付れば、コスパに優れるだけではなく、同等レベルの転写印刷ができます。

 家庭用プリンターについては、転写紙への印刷は昇華型インクを用いるため、構造上にインク噴射方式の違いでエプソンとブラザーのプリンタしか使えないのでご注意下さい。普通のインクと同様に昇華インクカートリッジの対応機種を確認したうえの購入が必要ですが、エプソンやブラザーの関連機種をお持ちであれば、昇華型インクカートリッジに取り換えれば、手元のプリンターも昇華インクプリント出力機に変身します。

 ですが、普通の染料や顔料インクで印刷したり、昇華インクで印刷したり、用途の異なるインクを交換するわずらわしさやインクの消耗が激しくなるのを避けるため、プリンタの混合使用を避けて下さい。

 弊社はエプソンとブラザーの該当機種に専用のICチップ対応昇華インクカートリッジを開発し、リーズナプルな価格で販売をしています。普通のカートリッジ交換と同様な扱いになり、だれでも簡単に使えます。

缶バッジマシンについて

Q プロ仕様SD―N3/N4とプロ仕様SD-N1の違いについて教えて下さい

A  プロ仕様SDシリーズSD-N1とSD-N3/N4は両方ともプロ仕様ですが、メーカーも同じです。一日の推奨作成数によって、機械の持つ強度や採用する素材も違います。もちろんその耐久性も違ってきます。
SD-N1(メーカーの推奨作製数3000個/日)はもっとも強度が高いマシン、SD―N3/N4(メーカーの推奨作製数2000個/日)は標準仕様といったところでしょうか。

 SDタイプのパーツが豊富に取り揃えています。円形の缶バッジだけではなく、キーホルダーやマグネットバッジ、マグネットクリップ、ヘアゴム、携帯ストラップなども発売しているほか、正方形、長方形、楕円形、ハート形、星形、猫形、玉子形、おにぎり形、三角形、五角形、六角形、八角形とエンブレム形などの異形パーツも用意しています。商品のラインナップをより充実しています。

 SD-N3/N4は回転式のマシンで、回転板がついています。シンプルな構造と軽快なボディになりますが、イベントや出張サービスに持ち運びが便利な商品で、円形と異形の金型(アタッチメント)の両方を簡単に取り付けることができますし、交換も容易に行えます。本体一台で、形や用途の違うバッジをいろいろと体験でき、楽しめるシステムプロ仕様の缶バッジマシンです。

 SD-N3はΦ25mm~75mmの円形金型、37mm正方形(角丸)、60×40mm、70×25mm長方形(角丸)、楕円形、星形、猫形、ハート形、玉子形、五角形、六角形、八角形の異形金型を対応しますが、SD-N4はSD-N3より本体が長く、SD-N3の本体に取り付けられる上記各種金型以外、90mm、100mm、110mmの円形金型と70×63mmの3角形、58mm正方形(角丸)、50×70mmエンブレム形などの異形金型にも対応しています。

 それに対して、SD-N1は左右スライド式のマシンになります。アルミ製のスライド板を左右スライドさせることで、フロントパーツとバックパーツのプレスを行います。回転式と比べれば、スライド板の移動距離が短い分、製作効率が高くなります。頑丈なボディで、重厚感があり、操作しやすいですが、25mm~75mmまでの円形金型しか対応していません。
 

 いずれのマシンも精巧にできているので、無駄な力も要らず、当社の日作製推奨数範囲内で、お使いいただければ、不良品率はゼロに近い。しかも一年間当社製品保証がつきます。
 安心してお使いになれます。お客様がご想定の使い道やビジネス展開によって、選んでいただければと思います。

 

Q 製品は保証期間過ぎた後の修理について教えて下さい

A  1)製品に一年保証期間がついていますが、保証期間は過ぎ、マシンに故障が生じ当た時、修理は有料になりますが、無償の保証期間中と同様に、故障状況の写真や動画をメールなどで弊社に送って、弊社の技術担当に確認させていただいたうえ、調整で直せる場合は、弊社から適切なアドバイスをします。パーツ交換などお客様ご自身でできる場合は、パーツのご注文をしていただきます。

  2)お客様はご自身でパーツの交換などが難しい場合は、有料になりますが、修理代の見積書を弊社から提示し、ご確認いただいたうえ、修理やメンテンナスを受付します。お客様に故障したマシンを弊社に送っていただきます。

 3)パーツ交換の費用などについて、パーツ交換が必要な場合は、パーツ代のほか、交換と調整料金がかかります。一台につき、難易度によって、税別1500~2500円になります。2~3営業日で修理を完了します。直ったマシンを着払いでお客様の宛先に返送します。

 

 

製本機材について

Q 筋押機が押すラインの形について

A ファミリーレストランなどで立派な製本されたメニューをよくご覧になると思いますが、メニューの見開きページの真ん中に折を付けるためのラインがあります。片面は凹、片面は凸のラインになり、このラインは1本しかないですが、見栄えよく、凹凸の間に2本ラインが見えるので、形上ダブルラインと呼ばれています。もちろんメニューだけではなく、フォトブック、写真集、段ボール、2つ折りカード、名刺、診療証など、印刷業者が製本をするため、この立派な筋を付けなければなりません。筋押し機はこの筋(ダブルライン)を押すための専用機械になります。

Q プラスチックリング製本機とツインループ製本機との違いについて

A デジタル時代にオンデマンド製本へと高価の外注ではなく、手軽な製本が社内で行えるようになっています。

  文字通り、プラスチックリング製本機はプラスチックリングを用いてのバインダーになります。安価で簡易的な製本、資料まとめにお勧めです。ツインループ製本機は金属製のダブルリングを用いてのバインダーです。プレゼン資料など大事なお客様に見せるため、ある程度の製本品質や高級感が必要な場合にお勧めです。また、プラスチックリングは材質が軽いので、あまり重い製本は望めないですが、壁掛けカレンダーなどちょっと重さのある製本はツインループ製本機が向いています。

  また、近年軽くおしゃれで螺旋状のスパイラルリング製本にも人気があるますので、リングの形や材質によって、適切にバインダー(製本機)を選んでいただければと思います。

Q 製本機のピッチについて

A バインダー(製本機)は複数ページに穴をパンチしたうえ、製本用リングを穴に通し、繋ぐという製本方法になりますが、1インチ(25.4mm)長さの中に穴をいくつ開けるのかはピッチと言います。

  例えば、弊社が取り扱っているツインループ製本機のパンチ穴は4mm正方形になりますが、穴と穴との間の距離(穴間距離)8.47mmという国際規格になっています。A4サイズの長辺(297mm)に穴を34個パンチします。1インチ当たり穴3つという計算になるので、穴のピッチは3:1となります。同様に2:1の製本機は1インチに2個の穴をあけますので、A4サイズの長辺(297mm)に23個の穴を開けることになります。3:1の製本機より2:1の製本機がパンチする穴が少なくなります。

Q プラスチックリング製本機の規格について

A 弊社が販売をしているプラスチックリング製本機は国際規格になりますので、A4長辺に21穴を開けることになります。日本独自の規格は20穴の仕様になりますため、日本向けの20歯のリングを使用する場合は、製本機の刃を1本抜き、21穴を20穴に合わせて、パンチを行って下さい。

  その逆、日本規格仕様の製本機で、弊社の取り扱うプラスチックリングを使って製本する場合は、21の歯をハサミなどで1つ切ったうえ、ご使用下さい。

 

Q ラミネーターの種類について

A ラミネートの工程に熱方式を使われるものはホットラミネーターと言います。熱を使われないタイプのものはとコールドラミネーターと言います。従って世間一般的にパウチと呼ばれているラミネートはホットラミネーターを用います。90℃以上の熱をPET素材で出来ている硬いフィルムに加えて背後の糊を溶かす方法です。縁に耳がつき、両面しかできないのが特徴です。汚れや破損に強く、飲食店のメニューやPOP、工事現場のパネルなどに向いていますが、UVカット機能がないため、長期使用や屋外使用に向いていません。

 それと対照的に熱を使わないコールドラミネーター(型番 CW-LBS650)は剥離紙を剥がしながらローラーの圧力で粘着性のあるフィルムをメディアに貼り付けます。片面ずつの加工になり、加工後カッターナイフなど余計な部分をカットする必要がありますが、熱に弱い素材にラミネートができます。UVカットフィルムなども用意されていますので、耐光性に優れ、屋外などの長期使用に重宝です。ポスターや看板などの加工によく使われます。

 また、プロン仕様のホットロールラミネーター(型番 CW-PDFM360 Mini)は2本のローラーの加熱と不加熱の選択ができるため、両面の加熱ラミネートにするか、片面のコールドラミネーターにするか選ぶことが可能です。主に両面の加熱仕様で使われますが、パウチとの違いは薄くて柔らかいPETフィルムの糊を80℃以上の熱で溶かし、メディアにくっ付けることです。上部のみのフィルム設置で、片面だけの加熱ラミネートができるのもパウチと異なります。剥離紙付きのコールドラミネーター用フィルムを取り付け、ローラーの非加熱を選択すれば、コールドラミネーターへの変身が可能です。加熱してもしなくてもメディアよりはみ出した余分のフィルムを裁断し、縁をきれいに整える必要があります。

※パウチラミネーター及びフィルムを弊社が取り扱っていないため、ご注意下さい。

 

Q ロングカッターについて

A 一般的に文房具やネット文具店に売られるいる裁断機はA4やA3長辺対応のものが多く、それより幅の長いもの、例えば、ポスターサイズA1やB2長辺などを裁断できるものがほとんどなく、業務用でプロ仕様の専用カッターになりますが、リーズナプルな価格で、幅1000mm(A1長辺対応)と幅1300mm(A0長辺対応)の長尺ロールカッターを用意しています。テーブルの上に置いても作業できますし、専用スタンドや紙屑の収納ポケットを併用すれば、コンパクトな場所での作業も可能です。印刷やラミネートした後の裁断に欠かせない道具です。カッターは消耗品ですが、ローラーカッター方式で、研磨しながら裁断作業を行うため、カッターも長持ちできます。

※ カッター交換ユニットも用意しています。

 

 

 

証明写真カッターについて

Q 証明写真カッターの四隅は直角ですか角丸ですか

A 弊社が取り扱っている証明写真カッターはすべて中国工場に依頼し、日本向けの仕様に特製されているもので、角が角丸ではなく、直角になります。
また弊社が12年間、自分のミニラボ(写真現像所)で使ってきた経験ですが、挟み型(ハンドカッター)に硬さがあって、35mm×45mm以上のものは相当の握力がなければ、すこし使いにくく、女性スタッフにお勧めはしません。女性スタッフがカット作業を担当される場合は、レバーを手前に押し倒すたけで写真を省力で簡単に切れますので、卓上型(スタンドカッター)のものをお勧めします。

Q 証明写真カッターの替刃交換について

A 挟みカッター(ハンドカッター)の設計寿命は6000回以上、卓上型カッター(スタンドカッター)の設計寿命は10000回以上になりますが、使用頻度、切る対象や厚み及び切り方、メンテナンスによって、寿命が異なります。刃が切れなくなったら、構造上使い捨てタイプのカッターになりますので、刃を変えたりすることはできず、本体の買い替えになりますので、ご了承下さい。

 また、替え刃の交換によって、異なる証明写真サイズのカットできるマルチフォトカッター(マルチ証明写真カッター 型番 MF_CS100)も弊社が開発・販売を行っていますので、ぜひご覧になって下さい。

Q 証明写真カッターで切る際の写真余白について

A 弊社ウェブで明記した各サイズの挟み型証明写真カッター(ハンドカッター)や卓上型証明写真カッター(スタンドカッター)はすべて実際のカットサイズになります。従って、カットを行う際、余白が出ないようにぎりぎりの実寸の写真サイズより4辺を各1mmずつ大きく原版写真を作成して下さい。

 プリント原板に仕上げる際、面付けをしてレーアウトをしますが、各メーカーの自動面付けソフトの場合は、左右上下を1mmずつ大きくするのが普通です。例えば、30×24mmの証明写真の場合は大体32×26mmになります。それ30×24mmのカッターで切り、ちょうど、30×24mmの証明写真になります。カットする際、よほどカッターが曲がらなければ、失敗はないはずです。しかも、カッターの枠の中に写真が収まっているかどうかを目で確認しながら、作業をするので、左右上下2mmの余白があれば、十分綺麗に切れます。

Q 裏にシール加工の写真や半切りについて

A マルチタイプのカッターも含めて、弊社が取り扱っているすべての証明写真カッターはシール用の半切りタイプではなく、深さの調整もできません。また、シール状の厚みに対応できる(貫通)かどうかについて、メーカーも弊社も検証していません。尚、糊がついているシールの台紙を切るのは、メーカーも想定外のため、刃に悪影響を与えるかどうかも不明です。
 以上の理由によってお客様とのトラブル回避という見地から、シール台紙を切る前提(半切りでも貫通でも)でのご購入とご使用はご遠慮下さい。

 

Q 証明写真カッターの特注について

A 弊社の挟み型証明写真カッター(ハンドカッター)及び卓上型証明写真カッター(スタンドカッター)において、お客様の特注サイズにオーダーメイドの対応ができます。挟み型カッターは四角形40×50mm、円形Φ45mm以内、卓上型カッターは四角形50×50mm、円形Φ50mm以内の範囲内で、ご注文を承ります。0.1mm刻みの特注も対応します。四角形より円形の特注価格は1500円(税別)増しになります。工場の込み合いによって、納期の違いがありますが、おおよそ50~70日間かかります。

 また上記のサイズを超える場合、四角形は110×86mm、円形は径86mm以内の範囲なら、スタンドカッターⅡで特注を承ります。多面付の場合は100×200mmの範囲内で、受注生産は可能です。

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