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缶バッジ製作に関する問題

缶バッジの錆対策・・・その三

 2つ目、缶バッジプレスの際、パーツ製造と同様で、パーツを素手で掴んだりアタッチメントの中にセットしたりしないように注意してほしいと思います。レザープリント、オスセット印刷やオンデマンド印刷で出力された印刷物で缶バッチ製作すると、バッジの錆が生じにくいのですが、インクジェットプリンター出力で、製造を行う場合、染料インクなどに水分がたくさん含まれているため、印刷物とフロントパーツに接触していて、その水分がフロントパーツに浸透し、錆が生じて蔓延します。缶バッジの表側からサビが滲み出ている場合は、ほとんどこの理由によるものです。

                                        

 手間かかりますが、それを防ぐため、製作段階のサビ防止、防サビ加工を心掛けて下さい。缶バッジ製作において、フロントパーツの上に一層のフィルムを被っていますが、そのインクジェット出力した印刷物とフロントパーツを隔離するため、印刷紙とフロントパーツとの間にもう一層のフィルムがあれば理想的です。ご自分で薄いフィルムを見つけてカットした後に使用してOKですし、パーツご購入する際、パーツセットのほかにフィルム単品も追加注文していただければと思います。

 製作するまで在庫のパーツ保管に関しても乾燥や風通しのよい場所がポイントになります。乾燥剤も忘れないように。

 3つ目、完成品の保管、これもパーツの保管と同じです。あくまでも湿った空気となるべく接しないように乾燥剤を多めに使って、保管して下さい。

 

 

株式会社中和 ラッキー プリント 社員一同

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