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缶バッチの沿革・製造メーカー

缶バッジが辿る軌跡(下)

   缶バッジの歴史を振り返ると、民主主義の象徴である選挙に大きな役割を果たしましたが、戦争と平和の道具としての側面も否定できません。戦闘意欲の高揚を目的に缶バッジが配られ、また、独立や革命にも使われました。1907年ガンジーの「非暴力」によるインドの独立運動にも活躍しました。1970年代のベトナム戦争に犠牲者急増と重なる戦費の重圧で、アメリカで反戦運動を巻き起こし、平和への機運が高まったのも、当時の反戦的シンボル「ピースマーク」という缶バッジの存在が大きいと伝えられています。

 缶バッジは戦争にも使われたり、反戦にも使われたりしますが、缶バッジの良し悪しではなく、缶バッチを使う人間がこの良し悪しを決めることになります。常にいい方向に平和の方向に使われるように願うばっかりです。

 20世紀に入る前にマンガキャラクターがカンバッチに登場し、ガムやタバコの販促グッズとして頭角を現します。1940年代にコレクターシリーズとして缶バッチを導入され、愛好者が缶バッチ集めの始まりです。

 外資系会社が食品、飲料などの販売にノベルティグッズとして缶バッジがよく配られ、その慣習も日本に伝わりました。日本のあるレコード店でΦ25mmの可愛い缶バッジを配布したのが最初の缶バッジ上陸と言われています。そのおかげで缶バッジの存在が世に知られて一気に広がったのです。1980年代に原宿や渋谷を中心に若者の間に「お名前缶バッジ」がはやりました。 個人は自分の名前の缶バッジを見つけて喜び、多くの企業もロゴマーク入りの缶バーチを製作して配布しました。

 

 

株式会社中和 ラッキー プリント 社員一同

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