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天声人語&世説新語

石油消費大国(上)

 石油は石炭、天然ガスに並び、主なエネルギとして各国の経済や生活を支えています。上位5カ国は世界生産量の48%を消費していることをご存知でしょうか。                                         

 2021年、地球上に平均毎日9739万バレル(1バレルは約159リトル相当)が消費されていました。2022年は一日当たり9961万バレル、2023年は更に10155万バレルに消費が伸びるそうです。石油消費の上位5カ国の詳細は以下のようになります。

第一位 米国                                                    

 世界消費量の20.31%を占め、最大の石油消費国になります。アメリカは消費国として、断トツの一位ですが、世界最大の産油国でもあります。2021年、米国の情報・エネルギ管理局(EIA)が公表した数字によると、毎日1877万バレルの生産量を誇ります。それに対して、米国の一日あたりの平均消費量は1990年の1699万バレル以来、2021年までそれほど増えていません。2022年は2051万バレルで、2023年は2078万バレルという試算があります。昨年にアメリカは73カ国から一日当たり847万バレルを輸入していましたが、毎日平均863万バレルを輸出しています。カナダ、メキシコ、ロシア、サウジアラビア及びコロンビアは主な供給国です。カナダは米国原油輸入量の62%を提供することになっています。

第2位 中国                                                   

 世界の石油生産量の約16%を消費しています。米国に次ぐ第2番目の消費国になります。中国も主要な産油国ですが、生産量は消費量を大きく下回っているため、輸入に頼らざるをえません。1990年は毎日平均の消費量は233万バレルでしたが、2000年は469万バレル、2010年は499万バレルまでに増えました。2021年、国内石油生産量は一日あたり499万バレルに対して、一日の消費量は1527万バレルに達していました。2023年は1605万バレルの需要を見込まれますが、生産量は510万バレルと限定的になると専門家が指摘しています。2017年に、石油輸入量は米国を超えました。ロシアや中東の産油国は主な供給国になります。とくにロシアへの石油依存度が高く、ロシアの石油輸出量の20%を中国が買っているそうです。ロシア石油の対中国供給についてはパイプラインと海運の2通りあります、2021年ロシアから一日当たりの輸入量は160万バレルと伝えられています。

 

 

株式会社中和 ラッキー プリント 社員一同

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