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マスクや抗原検査キットの供給について・・・その二

 ではなぜ、抗原検査キットはパンディミックの初期と同様に依然として足らないのですか。

理由1,オミクロン株の尋常でない伝播力が、急激に感染が広がり、抗原検査キットのピークを齎します。2021年の前9ヵ月は普通の感染状況に応じて、検査キットなどの医療用品を用意していましたが、10月に入った時点で状況が一変しました。オミクロンの上陸で、アメリカの検査規模が4倍になりました。検査数の増加は必然的に感染者数の増加に繋がります。

理由2,2021年にコロナワクチンに対して楽観的な予想です。大規模接種で全国民免疫が達成し、コロナの新インフルエンザ化を実現することが可能と見て、医療メーカーの設備投資や増産準備をしなかったのです。中に生産ラインを止めたメーカーもあります。オミクロンの出現で、慌てて拡大生産を余儀なくされますが、増産体制を強化しても、製造能力に限りがあるため、数が足りません。

理由3,メーカーの工場で作られている検査キットは米国政府の入札に参加するため、FDA(アメリカ食品医薬局)の緊急使用認定を受ける必要があります。製造メーカーが95%以上の検査精度を証明しなければなりません。その厳しい基準をクリアできる企業は少なく、英国でさえ米国のFDAから認証を貰ったのはわずか一社のみです。

 米国の無料配布を始めれば、抗原検査キットの需要が月26億という試算もあります。金額にして100億ドル(15兆円)規模になりますが、以上三点の理由で、検査キットが非常に不足しています。

 

 

株式会社中和 ラッキー プリント 社員一同

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