ホーム>ラッキープリントスタッフブログ>技術における制裁と競争の行方?!その1
データ入稿用フォーム
テンプレートダウンロード
ラッキープリントスタッフブログ

技術における制裁と競争の行方?!その1

 西側のマスメディアや言論体系に生きる人々が恐らく信じられないですが、12月16日に公共政策と外交政策の研究・教育機関である「ハーバード・ケネディ・スクール」は、「The Great Tech Rivalry:China vs the US in the 21st Centure(偉大な技術的ライバル:21世紀中国対アメリカ)」と題してのレポートが波紋を呼びました。AI、5G、量子情報科学、半導体、バイオテクノロジー、グリーンエネルギーなど6つの分野で、米中の最先端技術を比較、分析したうえ、両国の現状や展望を纏めたものでした。いずれにしても、将来を見据えて包括的な広い分野のテクノロジー検証になりますが、少なくても、現在AI、5G(西側の報道を見たことがありませんが、実にファーウェイの6G技術開発もすでに世界をリードしています。)、量子情報科学その3つの分野において、中国の技術力がアメリカを超えています。

 AIでは、顔認証や音声技術、英語を含むすべての言語で中国企業が米国企業に勝っています。例えば、言語識別の中国ベンチャー企業のIFLYTEK(科大訊飛)の技術を世界で7億のお客様に利用されています。アップルのSiriの顧客の2倍になっています。金融テクノロジでは、アップルペイの4400万人と比べて、Wechat(微信)ペイの利用客が9億人です。その膨大な消費行為のビックデータの分析で、多くの応用分野のAI技術開発に役に立っています。AIに関する特許や論文はアメリカの6倍になっていて、時間の推移につれ、関連論文の引用数も2025年アメリカのそれを超える公算が大きいと予想しています。

 5Gでは、2020年末まで、中国の5G関連製品が世界の87%シエアを占め、利用者は1.5億人になりましたが、アメリカは僅か600万人しかいません。世界トップ5の5G設備・サービスを提供するメーカーに中国は2つもあります。アメリカはゼロです。5Gの基地局、中国に70万個がありますが、一方の米国に5万個しかありません。5Gのスピードも開きがあります。アメリカの60Mbpsに対して、中国は300Mbpsに達しています。5Gの商用公開周波数も米国の70MHzに比べれば、460MHzと中国のほうが大きくリードし、5G技術のインフラ整備も応用もアメリカがすでに劣勢に立たれています。

 量子科学技術では、米国のグーグル社が1年覇者になりましたが、量子通信技術は2020年12月中国に追い越され、量子コンピューターも光計算分野において、スピードがアメリアの100億倍になったと差も急速に縮めています。

 

 

 

株式会社中和 ラッキー プリント 社員一同

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.luckyprint.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/106

ページ上部へ