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ラッキープリントスタッフブログ

新型ウイルスの「犯人捜し」・・・その1

2002年のSERS「重症急性呼吸器症候群」も2012年のMARS「中東呼吸器症候群」も当時、人類の認識がまったく及ばない新種のコロナウイルスでした。未だに特効薬も治療法もなければ、ワクチンもありません。もちろん流行源も不明のままです。

近現代において、感染症に対する認識が格段に高まったのが言うまでもありませんが、1918年あの世界大戦中の出来事「スペイン風邪」でした。ネーミングで、スペイン発だと思いがちですが、イギリス、フランス、ドイツなどの参戦国が戦力の失いを恐れて、情報検閲で感染症の広がりを隠蔽しました。スペインは「中立国」なので、国内の感染状況を自由に報道したせいで、「スペイン風邪」と風評被害を受けています。現在インフルエンザA型を指します。

新型コロナの自然起源や流行源を辿るのは綿密な科学的研究の基に行うことで、安易にマスコミの「犯人捜し」で結論を導くことではありません。10数年前にO157の流行で、カイワレ大根が風評被害を受けたことはまだ記憶に新しいです。時の菅直人厚生大臣がカイワレ大根の無実をアピールするため、報道陣の前に生のカイワレ大根を口にする写真は非常に印象深いです。

上記いずれの感染症もその起源への探求ができてなく、自然界については、我々人類の知識や科学的進歩がまだ微々たるものだと感じることができるのではないでしょうか。

今回の新型コロナウイルスのケースはどうでしょう。

 

 

 

株式会社中和 ラッキー プリント 社員一同

 

 

 

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