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ラッキープリントスタッフブログ

「MADE IN・・・」の由来

いま、生活の中において、製品や食料など原産地表記が当たり前になっています。産地によって価格が違ったり、品質の格差も生まれたりします。ものを購入する際の参考基準になります。

ユニクロの製品は嘗て「Made in China」が大半をしめていましたが、最近「Made in Vietnam」や「Made in Bangladesh」が多くなっています。

フィリンピン産のバナナが大きくて、安いのですが、台湾産のバナナは小柄で、高いのです。

しかし、産地表記の由来は恐らく知らない人が多いのではないでしょうか。

18世紀半ば、イギリスから始まった産業革命によって、もの作りの機械化や工業化が進み、伝統的な職人工房よりも、省力で効率よく大量生産ができるだけではなく、人間の個体差によってのバラツキも解消し、品質の均一化を果たせるようになりました。

当時、工業化の先駆けであるイギリスが、遅れて産業革命を行うドイツ製品の輸入を妨げるため、1887年8月に、イギリス国会が「商標法」を立ち上げ、ドイツからの輸入商品をすべて「ドイツ製」いわゆる「Made in Germany」の表記が必要という条例案を成立させました。ドイツの廉価商品とイギリス国産の高品質商品と区別し、ドイツ製品への差別ともとらえることができる法案です。

皮肉にも数十年間の努力で、ドイツが「臥薪嘗胆」に技術の精進をしてきて、もはやイギリス製よりも「Made in Germany」が品質の定評を獲得しています。

20世紀初頭の「Made in Japan」も欧米にバカにされましたが、60年代から80年代に半導体技術の進歩に伴い、電気制御機能を搭載し、時計やカメラ、家電製品と日本製時代を築いていました。

 

 

株式会社中和 ラッキー プリント 社員一同

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