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ラッキープリントスタッフブログ

昇華転写マスクが医療用途ではないですが輸出規制をかけれてます。

 昨年12月末、武漢で複数の感染者が確認され、1月3日に「原因不明の肺炎」としてWHO及びアメリカなどに通報をし、1月9日に早くも新型肺炎の病原体をコロナウェルスに突き止めました。1月12日に上海復旦大学の研究チームが新コロナウェルスのDNA配列を公表し、各国の備えや試薬、ワックチン開発に役に立とうとWHOにも資料公開をしたと言います。以来、コロナウェルスの飛沫感染から守るため、マスクが有効であるのかどうかは日本も含めて、各国のテレビ番組にいろいろな専門家がでてきて、「マスクはあくまでも患者がするもので、普通の健康の人はいらない。最悪の場合は拡大版のインフルエンザの流行と考えれば」という意見が多く、トラップ大統領を見れば分かるように、特にアメリカとヨーロッパにその声が主流になっていました。いや「マスクは完全に飛沫遮断できないかもしれないが、少なくともウェルスの摂取量を減らせるし、感染されても、大事に至らない働きがある」と主張する専門家もいます。後に潜伏期間は14日間と長く、無症状の患者も感染力を持つとこのウェルスの厄介なところがだんだん分かって、むしろマスクは有効であると定着しました。欧米の「握手」や「ハグ」の挨拶文化と違い、日本の「お辞儀」と中国の「抱拳礼」はそもそもソーシャルディスタンスを守っている文化です。もしかしたら、ウェルスの感染ルートを絶たせるため、非医学的な手段で干渉するのは西洋よりも東洋文化のほうがやりやすいのではと思います。感染者数やウェルス感染力の勢力図を見ても一目瞭然です。

 さて、マスクは有効とは分かりましたが、中国製に頼っていたので、一時的に入手は困難になっています。ようやく日本国産のものも出始め、中国国内の感染もほとんど収まったので、中国製マスクも再び外国に向かって、輸出復活を果たしました。旅客機を飛ばせない代わりに、貨物機を増やしての対応が多くなっていると航空会社の担当者も認めています。不織布などの原材料の高騰もあって、マスクの価格もだいぶ高くなっていますし、これから蒸し暑い夏とマスク無で付き合えないと考えるとやりきれない気持ちになります。

 弊社の昇華転写用マスクはただ面白いアイデア商品として、在庫を抱えてみましたが、コロナに遭遇し、先日在庫品を完売しました。本当に昇華転写を施して、ユニークな商品として使っているか、それともマスク不足で、転写用商品を日常の代用品として使用しているかは分かりかねますが、第二弾の輸入も中国工場にすでに依頼しました。ただ、不織布マスクは、2ヵ月前から輸出品の中に品質がよろしくないものも含まれているという指摘を受け、中国政府の調達品ではなく、外国の政府が自国の商社を経由し、衛生用品製作の資質のない中国民間企業に製作輸入を依頼したためとは言え、中国政府がやむを得ず、品質の強化策を講じざるを得なくなりました。お陰で、マスクや試薬なども含めて、すべての医療関連物質の輸出を厳しく制限をし、衛生医療用品生産資格や免許を所有し、尚且つ輸出向け国の品質基準に達るものしか輸出を許しません。本来医療目的で作られていない昇華転写マスクも規制がかかり、余計に時間とコストがかかることになりました。まあ、一つユニークな商品として、愛顧するお客様に続けてご提供できればと思います。

 

株式会社 中和 ラッキープリント スタッフ一同

 

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