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よくある質問

製本機材について

Q 筋押機が押すラインの形について

A ファミリーレストランなどで立派な製本されたメニューをよくご覧になると思いますが、メニューの見開きページの真ん中に折を付けるためのラインがあります。片面は凹、片面は凸のラインになり、このラインは1本しかないですが、見栄えよく、凹凸の間に2本ラインが見えるので、形上ダブルラインと呼ばれています。もちろんメニューだけではなく、フォトブック、写真集、段ボール、2つ折りカード、名刺、診療証など、印刷業者が製本をするため、この立派な筋を付けなければなりません。筋押し機はこの筋(ダブルライン)を押すための専用機械になります。

Q プラスチックリング製本機とツインループ製本機との違いについて

A デジタル時代にオンデマンド製本へと高価の外注ではなく、手軽な製本が社内で行えるようになっています。

  文字通り、プラスチックリング製本機はプラスチックリングを用いてのバインダーになります。安価で簡易的な製本、資料まとめにお勧めです。ツインループ製本機は金属製のダブルリングを用いてのバインダーです。プレゼン資料など大事なお客様に見せるため、ある程度の製本品質や高級感が必要な場合にお勧めです。また、プラスチックリングは材質が軽いので、あまり重い製本は望めないですが、壁掛けカレンダーなどちょっと重さのある製本はツインループ製本機が向いています。

  また、近年軽くおしゃれで螺旋状のスパイラルリング製本にも人気があるますので、リングの形や材質によって、適切にバインダー(製本機)を選んでいただければと思います。

Q 製本機のピッチについて

A バインダー(製本機)は複数ページに穴をパンチしたうえ、製本用リングを穴に通し、繋ぐという製本方法になりますが、1インチ(25.4mm)長さの中に穴をいくつ開けるのかはピッチと言います。

  例えば、弊社が取り扱っているツインループ製本機のパンチ穴は4mm正方形になりますが、穴と穴との間の距離(穴間距離)8.47mmという国際規格になっています。A4サイズの長辺(297mm)に穴を34個パンチします。1インチ当たり穴3つという計算になるので、穴のピッチは3:1となります。同様に2:1の製本機は1インチに2個の穴をあけますので、A4サイズの長辺(297mm)に23個の穴を開けることになります。3:1の製本機より2:1の製本機がパンチする穴が少なくなります。

Q プラスチックリング製本機の規格について

A 弊社が販売をしているプラスチックリング製本機は国際規格になりますので、A4長辺に21穴を開けることになります。日本独自の規格は20穴の仕様になりますため、日本向けの20歯のリングを使用する場合は、製本機の刃を1本抜き、21穴を20穴に合わせて、パンチを行って下さい。

  その逆、日本規格仕様の製本機で、弊社の取り扱うプラスチックリングを使って製本する場合は、21の歯をハサミなどで1つ切ったうえ、ご使用下さい。

 

Q ラミネーターの種類について

A ラミネートの工程に熱方式を使われるものはホットラミネーターと言います。熱を使われないタイプのものはとコールドラミネーターと言います。従って世間一般的にパウチと呼ばれているラミネートはホットラミネーターを用います。90℃以上の熱をPET素材で出来ている硬いフィルムに加えて背後の糊を溶かす方法です。縁に耳がつき、両面しかできないのが特徴です。汚れや破損に強く、飲食店のメニューやPOP、工事現場のパネルなどに向いていますが、UVカット機能がないため、長期使用や屋外使用に向いていません。

 それと対照的に熱を使わないコールドラミネーター(型番 CW-LBS650)は剥離紙を剥がしながらローラーの圧力で粘着性のあるフィルムをメディアに貼り付けます。片面ずつの加工になり、加工後カッターナイフなど余計な部分をカットする必要がありますが、熱に弱い素材にラミネートができます。UVカットフィルムなども用意されていますので、耐光性に優れ、屋外などの長期使用に重宝です。ポスターや看板などの加工によく使われます。

 また、プロン仕様のホットロールラミネーター(型番 CW-PDFM360 Mini)は2本のローラーの加熱と不加熱の選択ができるため、両面の加熱ラミネートにするか、片面のコールドラミネーターにするか選ぶことが可能です。主に両面の加熱仕様で使われますが、パウチとの違いは薄くて柔らかいPETフィルムの糊を80℃以上の熱で溶かし、メディアにくっ付けることです。上部のみのフィルム設置で、片面だけの加熱ラミネートができるのもパウチと異なります。剥離紙付きのコールドラミネーター用フィルムを取り付け、ローラーの非加熱を選択すれば、コールドラミネーターへの変身が可能です。加熱してもしなくてもメディアよりはみ出した余分のフィルムを裁断し、縁をきれいに整える必要があります。

※パウチラミネーター及びフィルムを弊社が取り扱っていないため、ご注意下さい。

 

Q ロングカッターについて

A 一般的に文房具やネット文具店に売られるいる裁断機はA4やA3長辺対応のものが多く、それより幅の長いもの、例えば、ポスターサイズA1やB2長辺などを裁断できるものがほとんどなく、業務用でプロ仕様の専用カッターになりますが、リーズナプルな価格で、幅1000mm(A1長辺対応)、幅1300mm(A0長辺対応)、幅1500mm(B0長辺対応)及び2000mm(A1長辺の2倍超ビックサイズ対応)の長尺ロールカッターを用意しています。

 テーブルの上に置いても作業できますし、専用スタンドや紙屑の収納ポケットを併用すれば、コンパクトな場所での作業も可能です。印刷やラミネートした後の裁断に欠かせない道具です。

 カッターは消耗品ですが、ローラーカッター方式で、研磨しながら裁断作業を行うため、カッターも長持ちできます。

 

※ カッター専用の交換ユニットも用意しています。

 

 

 

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